『星々』あらため『のれるに』更新されました!【小説家になろう】【考察という名のフロム脳()】
星の流れる冬空に(旧名:星と星が合わさる夜に) - 2017/12/22 PM4:00
皆さんご存知、家節アヲイ先生による『星と星が合わさる夜に』の最新話が投稿されました。今回からタイトル変わって、『星の流れる夜に』になりましたね。*1
今回はちらっと名前が挙がっていたあの先輩が登場しました。
ずっと気になってたんですよね、僕。このシリーズに出てこなくても構わないから、彼女をメインにした別シリーズ書いてくれ〜と思っていたら、ここに来てまさかの投入。
そんなわけで、今回は噂のキィ先輩について書いてみようと思います。
まずは最新話である9話。
時系列が前後しますがやはりまずはこのセリフからでしょう。
「やあ、岸少年。押し掛け女房のデリバリーだ」
「……キィ先輩。今日は何の用ですか?」
これだけで彼女の人となりがよく分かる実に良いセリフです。単に押しかけているのではなく、途中で食材買って来ているあたり、自称押し掛け女房は伊達じゃありません。ただの変人ではないようです。
ちなみに、9話の時点ではまだ仄めかされている程度ですが、おそらく例の一件がきっかけとなったのか、少年Tは一年ほど準ひきこもりしている模様。死人みたいな様相の後輩を気にかけて、足しげく通いつめるあたり、言動の傍若無人さの割に気遣いしいのようです。
ーーキィ先輩だけにね!
彼女、初っ端から論文書いてますし、なんとなく知的な印象もあります。空気読めない感じで、自分の好奇心(よくぼう)に忠実なあたり、頭の良い残念美人といったところ。
美人ついでにビジュアルに移りますと、同じく9話でこんな描写があります。
見慣れてしまったアパートの一角。隅に張られた大きいクモの巣を避けながら(…)
この一文を読んで僕はティンと来ました。
1話の「12/22 PM1:00」(早苗ちゃん視点)で、似たような描写がありましたね。
雨染みの出来たコンクリートの階段を上がり、冬夜くんの部屋の前まで移動する。
まさしく視点が違います。上を見るか、下を見るか。*2
ざっと読み直してみましたが、他の部屋には誰も住んでいないくらいボロい、とは書いてないですし、そうなると、普段通りがかるはずの階段にクモの巣があることはおかしいので、通行者の妨げにならない位置にあると見るのが妥当です。
ビジュアル的な描写はあまりないので詳細は不明ですが、キィ先輩はすらりと背が高く、早苗ちゃんは冬夜くん視点だと小動物っぽいので、おそらく小柄でしょう。
実際、
両手は彼女の華奢な肩にそっと触れる。
とあるので、早苗ちゃんが華奢なのは確かです。まあ、冬夜くんの身長は正直よーわかりませんが(笑)
なぜなら、○○したシーンで、早苗ちゃんが背伸びするような描写はありませんから、普通に考えれば、あまり身長に高低差があるとは思えません。よしんばあるとしても、冬夜くんが彼女の身長に合わせるように○○した可能性があるので、根拠としては弱いです。となると、冬夜くんの身長が低い疑惑も出てきますが……
まあ、早苗ちゃんが小柄だというのは僕のイメージですから、実際は彼女の背は低くない、と見るべきでしょうか。逆に、早苗ちゃんの背が高く、それよりも冬夜くんが低い、という可能性はほぼほぼないでしょう。
とまれ、ヒロイン二人の目の付け所に話を戻すと、早苗ちゃんとキィ先輩とで違うところに目をつけてるあたり、キャラクターの描き分けがなされていて良いと思いました。早苗ちゃんはもしかしたら、おっちょこちょい(あくまで印象)だから、階段にすねを当てないようにするため、ステップを目視しているのかもしれませんし、先輩はただ上を見上げながら歩くユカイな人なだけかもしれません。
あ、そうそう。キィ先輩のビジュアルについてですが、6話 「2016/12/18 PM8:00」によれば、
キィ先輩というのは、風説同好会の活動を真の意味で行っている数少ない先輩であり、秋田美人という言葉が似合う色白の綺麗な人。
多少、いや、かなり風変わりな残念美人といった感じで、私は少し苦手だった。
と早苗ちゃん視点で描写されています。
ここで秋田美人の特徴について調べてみると、
* 色白である
* 肌がきめ細かい
* 和服や着物が似合う
* 秘めた情熱
* 独特の訛り
とあります。
色白な美人、というのは作中で直接描写されていますし、秋田美人というからには秋田出身でしょう。
また、肌の白さと対比する形で黒髪も強調されるはず。癖っ毛のあるセミロングなんかも個人的にはアリだと思いますが、特に指定はないから多分黒髪ロングでしょう。
さらに、着物が似合うということは、スレンダーな可能性が高い。ちっこくってこの口調ならギャップ萌えがたまりませんが、そういった指定もないから、おそらくお姉さんっていう印象そのままだと思われます。そこから類推すると背は高め、でしょうかね。
なんとなく、僕は『響け!ユーフォニアム』のジョイナス先輩を思い出しました。
うん、なんとなくビジュアルイメージ見えて来ましたね。
すらりと背の高い黒髪ロングのメガネ美人。たぶん、カガクテキな白衣なんかも着ちゃったりして。なんとなく、指は細長いイメージ。
1話で、なぜかインターホンのボタンが調子良い、と早苗ちゃんが軽く驚いているシーンがありますが、これは早苗ちゃんが××になったのが原因ではなく、ジョイナス先輩が「潤滑油を勝手に流し込んだ」ようですね。しかも、潤滑油をさした理由は、「連打するのに不便だったから」というなんとも自分勝手な理由w
ホント良い性格してます。しかも不思議と愛嬌あるのがズルいよなあ。
9話が良いところで終わっちゃって、ものすごい悶々としていますが、キィ先輩が良かったので数日後の更新を楽しみたいと思います。
アヲイ先生とそのファンに栄光あれ!
【個人用】4/13(金)を振り返る【12日目】
5、4日目
【個人用】を振り返る【日目】
【課題】
【やったこと】=========
【メモ】========
寝て、終わった…
調べたいこと、やりたいことあったのに
【課題】
【やったこと】=========
FGO第二部一章(十二節)
歴史とは何か 少し
ラポールについて。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yokoyamanobuhiro/20150328-00044294/
ラポールを簡単に計測する「尺度」とはズバリ「待つ」。どれぐらいの時間、相手を「待てるか」ということ。
自分との信頼関係も同じ。自分との信頼関係というのは「自信」のことで、自信がない人は、自分を信頼して「待つ」ことができない。
自分を信頼していない人は、自分のやる気が起こらないときはやたらとソワソワする。『このまま放って置くと、きっとやらないまま時間が過ぎていくに違いない。どうしたら自分はやる気を起こすのだろうか』と考え込んでしまう。自分がやる気を起こすまで「待つ」ことができない。挙げ句の果てに、「自分はこういう性格だから」と、自分自身を諦めてしまう人もいる。
「ラポール」構築の3つのポイント
①行動
相手とラポールが構築されていなければ、「表情」「姿勢」「態度」を変えようとしても難しい。しかし日ごろの「行動」であれば、できない理由がない。
与えられた結果を出す。この積み重ね。
ラポールは1回や2回の接触で成り立つものではない。関係の歴史によって熟成されていくもの。
ラポールが構築されていないときは、面と向かって話をすると緊張する。しかし日ごろの行動は自分のペースでできる。相手が望む行動をし続けることが重要。
②「待つ」
③すべての人とラポールが構築されるわけではない、ということ。
相手が望む行動を、といっても、どうしても受け入れられない内容であれば、拒む必要がある。拒んだことで、関係が崩れるのであれば、それはそれで仕方がない
■四つのテクニック
いきなり実践で使うのではなく、親しい人と話す場合で練習をして慣れてから使う方が無難
相手に動きを合わせる動作を意図的にやることで、無意識的に相手と自分が似た存在であると伝える方法。
ただ、相手のことをマネするテクニックだから、相手にマネをしていることがバレてしまうとラポールを築くどころか不信感を抱かれる
②ペーシング
相手の話し方やリズムを合わせるテクニック。
ミラーリングとの違いは、真似るものの違い。ミラーリングは「相手のしぐさ」を真似る。
ペーシングは「相手の話し方」を真似るもの。
コツは、相手がゆっくり話す方ならこちらもゆっくりと話す。相手が早口ならこちらも早口で話す。これが基本的な考え方だけど、相手の肩や胸の動きに注目するとリズムを合わせやすくなる。
人を呼吸のたびに肩や胸が動くことがあるから。
(1)話し方や呼吸のリズムを観察するだけでは不十分
相手の話し方や呼吸のリズムを把握するためにはよく観察するだけでは不十分。相手の話を良く聞くことも大切になる
(2)相手にできるだけ話してもらえるようにする
人は潜在的には誰でも、誰かに話をするのが好きだからペーシングでリズムを合わせようとしすぎてこちらが話しすぎてしまったら効果がない。
相手の心理状態を言葉以外のサインで認識するテクニック。
言葉以外のサインとしては姿勢、呼吸、表情、声のトーンなどがある。
例えば、相手がとても疲れている時ならどんなに口では「大丈夫」といっていても、声のトーンや顔色などから疲れていることがわかってしまうはず。
こういうサインを読み取り、その人に「顔色がなんか悪いよ」と言うことがキャリブレーション。
言葉では現れないわずかな変化から相手の気持ちを読み取ることで、相手は信頼感を持ってくれやすくなる。
注意点
相手が風邪を引いているなど大きな変化の場合を除いて、多くの心理状態は外からそこまでわかるわけではない。そのため、初対面の人には使えない。
一度会った人なら前回会った時との比較で何かヒントが見つかるかもしれないから、そういう観点で相手のことを観察してみる。
ただ、いきなり相手の気持ちを読み取ることは難しいため、ある程度の訓練が必要になる。また、気持ちを悟られたくないと思っている人に対して必要以上に気持ちを探ろうとすると嫌われる可能性がある。
④バックトラッキング
いわゆるオウム返しのこと。相手の言ったことを自分も改めて言うことで、相手の話を聞いていて、受け止めていることを伝えることができる。特に相手が聞いてほしい話をしている時に上手く使えば、より効果的。
コツは、相手の言ったことをそのまま言い返すだけではなく、ポイントをまとめて要約して言い返す方法とキーワードを使って言い返す方法の合計3種類ある。
(1)少し言葉を変えて自然に言い返す
相手にマネをしていると悟られないように自然に言い返す必要があるから、少し言葉を変えて言い返すやり方が使いやすい。
注意点は、「語尾を同じにして言い返す」ということ。
必要以上に丁寧な言葉を使ったりすると、相手が距離を感じてしまうかもしれない。
語尾には相手との無意識の距離が現れることがあるため、そこを同じにしてあげないと最悪の場合、話を聞いていないと勘違いされることもある。
4つの方法は良く知られた方法だけど、もう古いやり方。実際、これらのやり方は効果があるが、一部の人には効果がなくなっている。
多くの人が4つの方法を知っているし、自分も無意識に使っている可能性があるから。
■相手に気付かれずにラポールを築く方法
やり方は簡単。ラポールを築きたい人と会った時に、自分の両手をグ~ッと伸ばして、相手の両肩に触れる様子をリアルに想像するというもの。
なぜ、この方法が効果なのか?
それは人間が相手の態度を見て、自分の態度を決めているから。相手の反応は自分の心の中を映し出す鏡になる。
例えば、初めて会ったAさんをぱっと見で「苦手な人だな」と感じたする。すると、言葉には出さなくても、顔には何かしらのサインが出てしまう。
また、Aさんと話しているときにも苦手だと感じていることが言葉のトーンやテンポから相手にばれてしまう。すると、Aさんも距離を詰めるのは難しいと感じてしまう。
逆に、Aさんに好意的な気持ちを持っていれば、自然とその気持ちがAさんに伝わるからAさんも心を開いてくれやすくなる。
相手とのラポールを築くためには、まず自分を説得する必要がある。だからと言って、自分を説得するために言葉を使って自分を説得する方法は取るべきではない。
「自分はAさんのことが好きだ。Aさんのことが好きなんだ。」と心の中で何度もつぶやくことは不自然だから。本当にAさんのことが好きならばそんなつぶやきをする必要はない。
この時、潜在意識では、つぶやきをしている事実がAさんのことを好きではないことを自己暗示していることになる。
→言い聞かせるとは、暗に納得していないということ。
そこで、言葉による説得はやめて想像による説得を使う。相手に触れていることを視覚でイメージするのではなくて、体感覚を想像することでよりリアルに想像することができる。
潜在意識というのは、本当に体感したことと、リアルな想像で体感したことの区別がつかない。そのため、リアルな想像をすることで実際にAさんが好きだと潜在意識に思わせることができる。
結果としてあなたがAさんに心を開くことができるから、Aさんの方も心を開いてくれ、ラポールを築くことができる。
■相手のタイプ別にラポールを築く方法
ラポールを築く方法は万人に共通するものではない。4つのテクニックと新しいテクニックは万人に使えるものだが、さらに効果的にラポールを築くために相手を3つのタイプに分けて、タイプ別にラポールを築く方法がある。
◆相手の見分け方は3タイプに分かれる
視覚系、聴覚系、触覚系
見分けるために注目するポイントは「話すスピード」と「話している単語」
視覚系の人は早口で話し、使う単語がイメージを重視した単語です。例えば、「話が見えますか?」とか「イメージが湧きますか?」といった言葉
聴覚系の人は話すスピードは平均的で、使う単語が聴覚を意識した言葉になります。例えば、「チームは良いハーモニーを出していますね。」といった感じ
触覚系の人は話すスピードがゆっくりで感覚に焦点を当てた言葉を使います。例えば、「はかどっているように感じます。」や「話がしっくりきました。」といった感じ
◆視覚系の人とのラポールの築き方
このラポールの築き方は、視覚を重視してアピールすること。特に効果的なのは、視覚的に相手のことをマネするミラーリング。
相手と同じような姿勢、座り方、身体の動きをします。使う言葉も視覚に訴える言葉、イメージが湧くような言葉を使うと良い。また、何かのモノについて話している時は実物を見せることで理解してもらいやすくなる。
◆聴覚系の人とのラポールの築き方
このラポールの築き方は、やはり聴覚を重視してアピールすること。そこで効果的なのが相手の話し方をマネするペーシング。
言葉遣いや話すスピードを相手に合わせる。使う言葉も音を連想させる言葉、聴覚的な言葉を使うと良い。
また、何かのモノについて話している時はモノの特徴を伝えることで理解してもらいやすくなる。
◆触覚系の人とのラポールの築き方
このラポールの築き方は感触、感覚を重視してアピールすること。呼吸の速度を相手に合わせる。
そして、感情の強さも相手に合わせる。感情の強さを合わせるとは、相手の感情の種類に合わせることとは違う。
例えば、相手が怒っていたらこちらも怒るということではなく、相手が強く怒っていたら、こちらは強く謝罪するといった感じで強い反応を返すということ。使う言葉も感触を連想させる言葉を使い、感覚に訴えると良い。
また、何かのモノについて話している時はモノの感触を伝えることで理解してもらいやすくなる。
【メモ】========
昼食、いつも違うところで食べる曜日を決める…?
短期ー長期の計画的な軸と、初対面ー既成という関係性の軸
既にできていて、それがマイナスに振り切っている場合の改善の仕方は?
一度失った信頼を、信用を戻すのは大変
よい答えを引き出すためには、よい質問をしなければならない。ーーここまではいい。
・自分の知りたいことを炙り出すためには?
・よい問いとは?
ーーCQとして置き換える?
ーーそれとも、良い質問の中にも良いOQがある?
【個人用】4/12を振り返る【11日目】
5、4日目
【個人用】を振り返る【日目】
【課題】
【やったこと】=========
【メモ】========
北沢浮遊選鉱場跡について知りたい
【課題】
【やったこと】=========
FGO第二部一章(八〜十一節)
シャイニング下巻 少し
ぼくの短歌ノート 少し
カラー版 初めての俳句の作り方 少し
http://taking-a-stand.jp/control-emotions-2962
感情のコントロール
自動思考、考え方の癖
○参考書籍
「感情コントロールの技術」吉澤ゆか(阪急コミュニケーションズ)
「悪のスーパー感情コントロール」内藤誼人(青春出版社)
「感情をコントロールする力」和田秀樹(PHP研究所)
「感情を自在にコントロールする極意」潮凪洋介(PHP研究所)
「『感情の整理』が上手い人下手な人」和田秀樹(新講社)
「あなたの感情を『毒』にしない生き方」梅谷薫(実業之日本社)
「あなたの感情たちのトリセツ」(講談社)
「インサイドヘッド」スーザン・フランシス(偕成社)
↓
ポジティブ…というか、思考を明るくするコツは?
ヒントは、行動から入るということ。
http://see-holiday.com/positive7/
イギリスの小説家、クロ-ニンの言葉「いくら心配しても明日の悲しみは無くならない。ただ今日の活力が失われるだけ」
http://kokoromanual.com/positive.html
2. 身体の使い方をポシティブにする
→ネガティブな行動を取らない?
気分が落ちてるな、と思ったらまず良い姿勢をとり、深呼吸をしましょう。
3. できる理由を7個以上考えるとポジティブになれる
ポジティブな人はできる理由を考える、ネガティブな人はできない理由を考えると言われます。
→キャラクターなんかでも、相手の意見を否定から入って、やれない理由をあげつらうのは、暗いイメージある
4. 『記憶空間』を利用してポジティブな気持ちになる
私たちの脳内で情報は『空間的』に配置されているそうです。例えば左下には過去の辛い記憶、右上は未来の楽しい想像という具合です。
人によってこの配置は異なるのですが、自分のネガティブな記憶がどのあたりに配置されているか知っておくと、ネガティブ脱出の役に立ちます。
5. 自分ルールを変えて簡単にハッピーになる
私たちは自分のルールにもとづいて幸せ、不幸、成功、失敗、罪悪感、劣等感など様々な感情を生み出しています。
→物語の中を生きるということ
いつもポジティブで明るい人は、幸せのルールが色々あるんです。
私の場合、おいしくコーヒーが淹れられたら幸せ、うまく文章がかけたら幸せ、などですね。
死ぬほどポジティブな友人は、朝元気に起きて、ペットにおはようを言えるだけで幸せだそうです。
できるだけ色々な幸せのルールを作って見ましょう。
6. 失敗しても自分を否定しない
すぐに立ち直る人は、結果や行動を反省しても、自分の能力は否定せず、次にチャレンジします。
立ち直れない人は、結果や行動がダメだった時、自分の能力がないと思ったり、人格まで否定してしまいます。
全盛期のイチローでも10回のうち4回しかヒットが打てません。10回中6回は失敗です。でも、イチローに能力がないとは誰も思いませんよね?
7. 安全ゾーンを確保する
悲しいことですが家庭内不和の中で育った子どもは自己肯定感が低くなってしまう傾向があります。
本来であれば安全であるはずの家庭内で不安を感じていると、明るい未来を想像しずらくなってしまうのです。
心から安心できる時間と場所を確保されていないと、気持ちがトゲトゲしくなり、周りが敵ばかりに思えるようになってきます。
「どうして自分ばかりこんな目にあうんだ」という気持ちになり、全てをネガティブにとらえるようになってしまいます。
自宅でも自室でもマイカーの中でも夜の公園でも喫茶店でもどこでもいいので、『ここにいるときは本当に安心できる」という場所を確保しておきましょう。
安全(安心できること)
変化(ワクワクすること)
重要性(認められること)
つながり(孤独でないこと)
成長
貢献
の6つの欲求
→ワクワク…栗本薫のロマン、物語欲
ネガティブな気分になったときこそ、「そのうち成功すればいい」「いつか結婚すればいい」など、目標の期限を取っ払って、方向性だけの維持につとめましょう。
そうすればゆっくりでも目標に向かって歩き続けることができます。あきらめる必要はないのです。
10. 小さな成功をたくさん収める
ポジティブになるのが上手な人は、小さなことに喜びを感じる習慣を持っています。
なぜ小さな成功に喜びを感じた方がポジティブになりやすいのか?
私たちの本能にとって、社会的に大きな成功も、小さな成功もあまり違いがないからです。
近所のおばさんから「ありがとう」と言われるだけでもかなり気分は良くなりますよね。
ノーベル賞を1回もらうよりも、ちょっとしたことをやってあげて100回ありがとうと言われるほうが簡単です。
→幸福の絶頂に登りつめたとて、一生幸福を感じ続けられるわけではない
ネガティブな気分の時は行動力が落ちているので、難しいことはできません。部屋の片付けや、ちょっとした親切など、簡単にできることをやって、自分を褒めたり、人に褒めてもらいましょう。
【メモ】========
季節に目を向けられるよう、俳句に親しむ
ひとは、産まれ出た瞬間、悲しみを知る
産声はセカイの悲しみに触れたから、発せられる
【個人用】4/11を振り返る【10日目】
5、4日目
【個人用】を振り返る【日目】
【課題】
【やったこと】=========
【メモ】========
【課題】
【やったこと】=========
FGO第二部一章(四〜七節)
シャイニング下巻 少し
【メモ】========
劇薬小説まとめ
読んだことを後悔する劇薬小説まとめ - 隣の家の少女 など - シミルボン
要するに、僕たちは、僕たちを咬んだり刺したりする本だけを読むべきだと思う。
もし、読んでいる本が、脳天への一撃のように僕たちを揺すり起こすのでなければ、そもそも何故、わざわざそれを読むのか。君が言ったように、愉快な気分になるためか。
ああ、僕たちは、全く本がなくても、同程度に愉快であろうよ。必要とあらば、自分に向けて、愉快になれるような本を書いてやったらいいんだ。
僕たちが必要とするのは、非常に痛ましい不運のように、僕たちを打ちのめす本だ。自分よりも愛する人が死んだときのように。そう、まるで全く人の気配がない森に放逐されたように感じさせる本だ。自殺のように。
どんな本でも、僕たちの内の凍った海を砕く斧でなければならない。僕はそう信じている。
(フランツ・カフカからオスカー・ポラックへの手紙 1904.1.27)
→二重引用
自分の肉体を強烈に自覚する手っ取り早い方法は、ナイフで切り裂いてみることだ。傷つき、血があふれ、痛みを感じたところが「肉体」だ。同様に、心がどこにあるか知りたいなら、『隣の家の少女』を読めばいい。痛みとともに強烈な感情――吐き気や罪悪感、汚されたという感覚、ひょっとすると快楽――を生じたところが、あなたの「心」だ。
読んだことを後悔する劇薬小説まとめ: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
『夜のみだらな鳥』
『消された一家』
『城の中のイギリス人』
ユートピアは死んだ!脳がぐちゃぐちゃになる超絶小説、発売! - 本が好き! Book ニュース
わたしが知らないエロ本は、きっとあなたが読んでいる 劇薬小説No.1「獣儀式」よい子は読んじゃダメ、ゼッタイ
わたしが知らないエロ本は、きっとあなたが読んでいる 劇薬小説ベスト10と、これから読む劇薬候補
佐渡の歴史について調べる
【個人用】4/10を振り返る【9日目】
5、4日目
【個人用】を振り返る【日目】
【昨日の課題まとめ】
【やったこと】=========
【メモ】========
昨日寝られなかった反動か、今日ほとんど寝て過ごしてしまった…
【昨日の課題まとめ】
俳句関連のザッピング
歴史とは何か
【やったこと】=========
FGO第二部一章(二節、三節)
シャイニング下巻、数ページ
死の舞踏、数ページ
星々、8話
【メモ】========
明日、素晴らしき哉、人生!観る
シャイニング残り180ページほど。
平日中に読み終えようとするなら、一日あたり60ページ読むことになる。
人の心や言葉というのはプロミネンス状で、表層的な部分しか見えるものじゃない。
それはたとえ自分のものであったとしても。
届いたー
読むのはもうちょい先になりそう。
【個人用】4/9を振り返る【8日目】
5、4日目
【個人用】を振り返る【日目】
【昨日の課題まとめ】
【やったこと】=========
【メモ】========
♪Through My Blood/澤野弘之(小林未郁)、BLAZE[ZERO-TWO Ver.]/澤野弘之、Wild War Dance/澤野弘之、ドーナツホール/米津玄師、Viva La Vida/Coldplay
今日は一日が短い。主観ではない。間主観的に見て、だ。
なぜなら、昨日を24時間ではなく、31時間以上にしてしまった分、今日17時間未満になってしまうのは仕方がないというもの。
昨日のつづき
「骨餓身峠死人葛」p333~
333
→敗戦の知らせ。敗戦日をまたぐ小説なのが凄い。しかも、力関係が捕虜たちと反転している。
→いい加減、『「当事者」の時代』読み終えないと。それを踏まえて、敗戦日近辺の捕虜の話の収集をしてみる?日本が悪とか、外国がどうだ、という問題ではなく、ファクトとしてどうであったか。そして、そこから推察される心理について。あくまで、相手と同じ目線で。
→社会性とインセスト。内に閉じがちだからこそ、社会を描かなくてはいけない?ーーインセストもののフランス映画なんだっけな…ダブルって入っていたような…ボディダブル?ボディヒート?調べてみたけど、あらすじが違う。フランスのインセスト映画…ドリーマーズ?うん、これだ。『ドリーマーズ』は以前に観たけれど、その時観た感じ、なんだか子供が無邪気に戯れているみたいで嫌だった。成熟した精神ではインセストはなされないか?ーー自己愛的な描写が嫌なのか?この嫌悪感は、『レオン』の主人公が道具に堕したまま、しかも幼い少女に恋するものにも似ている。社会性の否定こそが純愛の要件としても、その描き方に細心の注意を払わなければいけない。
ただ、個人的な好みはさておくとしても、この短編にしろ『ドリーマーズ』にしろ、社会的な背景、そのダイナミズムを描きながらも否定するようにデタッチメントを描いているのは興味深い。
ドリーマーズは、ヌーヴェルヴァーグやフランス映画史について知識を深めてから、もう一度観たら楽しめるような気がする。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヌーヴェルヴァーグ
1950年代末に始まったフランスにおける映画運動。
広義においては、撮影所(映画制作会社)における助監督等の下積み経験無しにデビューした若い監督達による、ロケ撮影中心、同時録音、即興演出などの手法的な共通性のある一連の作家・作品を指す(単純に1950年代末から1960年代中盤にかけて制作された若い作家の作品を指す、さらに広い範囲の定義もあり)。しかし、狭義には映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』の主宰者であったアンドレ・バザンの薫陶を受け、同誌で映画批評家として活躍していた若い作家達(カイエ派もしくは右岸派)およびその作品のことを指す。ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロル、ジャック・リヴェット、エリック・ロメール、ピエール・カスト、ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ、アレクサンドル・アストリュック、リュック・ムレ、ジャン・ドゥーシェ。
また、モンパルナス界隈で集っていたアラン・レネ、ジャック・ドゥミ、アニエス・ヴァルダ、クリス・マルケル、ジャン・ルーシュ等の主にドキュメンタリー(記録映画)を出自とする面々のことを左岸派と呼び、一般的にはこの両派を合わせてヌーヴェルヴァーグと総称することが多い。
→ひとまず、狭義の監督の作品を観漁ってから、その批評に関して読んでみる?
『ゴダールの神話』
ゴダールが1978年にモントリオールで行った映画史に関する講義を収録した一冊。1982年に2冊上下巻で翻訳出版され、新たに文庫で一冊に合冊された。講義は10回ほどに分かれており、それぞれの講義前にゴダール作品1作と、それに関した他監督の作品を3~4作断片的に上映し、それを踏まえて語っている。
先に言っておくと、「映画史」と銘打っておきながら映画史を学ぶには全く適さない内容。なぜならゴダール自身が映画史にあまり興味がないからである。本書はそれよりも映画にまつわる撮影環境や技術、俳優や制作スタッフとの関係性、当時の映画界や政治的背景、さらには映画を飛び越えて創作とは何かとか、女性とは何ぞやとか人生とは云々…みたいなマクロな話まで、ゴダールらしい独特な目線で語られている。
とにかく学者や評論家と違って気まぐれで、偏った個人的思想が多い。ハリウッドを金と広告の亡者と蔑み、スピルバーグやクリント・イーストウッドを馬鹿にする。怒りの矛先は旧友のトリュフォーや自らの家族まで及ぶ。その割に意外とテレビに関してはウエルカム。アンナ・カリーナだけはべた褒め。自分の昔の作品をあまり覚えておらず、同時上映の他監督作も見ていなかったり。
できるだけゴダールの言葉をそのまま伝えようとした、という原書の前書きがあるように、本書はほぼ発言に手を加えていないようである。そのため話題は四方八方に飛び飛びで、代名詞が何を指しているのか理解できないことも多い。また基本的に「ですます調」で、詩的な表現や哲学用語なども飛び出すため、読みやすいかというと疑問。トーキーやサイレント映画、基本的な映画史の知識もある程度持っていないと、スラスラ読むのは難しいだろう。
しかし読み進めていくとわかると思うが、700ページという大ボリュームの中、無駄な部分は一切ないのが凄い。重要な哲学的発言も、くだらない四方山話にも妙な重みがあり、全てがゴダールを知るにあたって価値のある内容なのだ。このあたり、ゴダールの映画と共通する部分で面白い。映画監督の講義録というよりは、一思想家のおしゃべりと捉えた方が良いかもしれない。ゴダールのファンというよりは、映画に限らず何らかの創作を志す人や哲学的観念が好きな人の方が、どこかしらの発言にアンテナが引っかかるのではないだろうか。
文庫としてはかなり高めの価格設定だが、値段に見合ったボリュームと重み。買って読んでみて、ダメだったとしても10年後に読み返すとすいすい入ってきたりして。
『映画とは何か』
→wikiから引用した主催者・バザンの名前(!)
→ゴダールの方は、作家論的に読むなら愉しめそうだけど、映画史を俯瞰するならこちらの方がいいだろう。
とすると…
『アメリカ映画の暗号を読み解く』
『ブラックムービー―アメリカ映画と黒人社会』
『現代アメリカを観る―映画が描く超大国の鼓動』
『ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ』
『アメリカ映画の文化史―映画がつくったアメリカ』
を、どれか一つではなく、片っ端から読み漁り、そこに出てきた映画を観るくらいでちょうどいい…か?
今は、積読の〈消化〉だけでいっぱいいっぱいだから、秋以降に映画を観漁るための準備を少しずつしていきたい。
「骨餓身峠死人葛」に戻すと、読んでいて『八つ墓村』が脳裏を去来する。これも早めに読み終えたい。
334
〈…〉みじめな死にざまにはなれていても、手を出しそびれるほどのすさまじいものだったが、娘に手伝わせ、母の使っていた古いスラに乗せては、墓場に運びこむ、〈…〉、死体むかえる墓場の死人葛は、今が盛りの花で、夕暮れとなれば、すでに秋の気配ただよわせた涼風にさやさやとゆれうごき、その中を、運ぶうち〈…〉、もとより血まみれ汗まみれのたかを、疲れもみせず、さつきにもおびえた風はみえなかった。
→ここでも見せる異常なほどの死人葛への執着。娘のさつきもどこか異様。
腐れくずれて大地にしみこみ
→リズム感よすぎる。前半は子音のksrが反復され、後半はイントネーションからか、自然とデクレッシェンドになっている。
→やっぱり文体特徴的。意味的に繋がっていないけれど、映画におけるモンタージュのような継ぎ接ぎが一つのセンテンスでなされている。ここで注意しておきたいのは、すべて文章だということ。音や匂いや触感も、ひとつのイメージとして、映像の中に放り込まれているような感じ。つまり、映画においては切り離されたイメージでも、文章においては等価。視覚以外の感覚もモンタージュが適用される?
→読書の時の体勢。意図的に、普段読む時よりも離して〈観〉た方が、意味をゲシュタルトに理解できる?ーーその方が速読できる?
→語り。春琴抄。題材と語り=文体の一致
→切れ目なくつづくことでどんな効果が得られる?
335
〈…〉年が明ければ、政府は傾斜生産の最大重点を石炭におき、〈…〉、たちまちもりかえし
→追いつき追い越せの時代。この時点ではまだ石炭優勢。技術革新の歴史をひもといてみる
独りこつこつ狸堀り
336
食事は大鍋に湯をまず煮立て、そこへ米をほうりこんでかしぎ、むれたところでござにあけ、同じ鍋に味噌汁を煮る、坑夫餓鬼の如くにむらがり集って、てんでに食らい、弁当につめ、われ先きに坑内へ走りこみ
→炭鉱夫たちへの憐れみ。ーーもちろんこの感情がみっともないことはニーチェの通りだけど、こうも心を掻き毟られると、美しく在ろうとするより、知的好奇心を優先したくなる。
→ロミオの青い空?
→ヴィクトリア朝の炭鉱夫に関して記述されているような資料はあるか?
→オリバーツイストがそういうものだと思っていたけど違うみたいだし。
https://togetter.com/li/941441
https://togetter.com/li/237042
http://gaslight.link/book02
→ちょっと逸れるけど、そうそう、タイトル名出てこなかったけど『路地裏の生活史』だ。
→柳田 邦男と柳田 國男が違うこと知らなかった!
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/柳田國男
「日本人とは何か」その答えを求め、日本列島各地や当時の日本領の外地を調査旅行し、初期は山の生活に着目し、『遠野物語』で「願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」と述べた。日本民俗学の開拓者で、多数の著作は今日まで重版され続けている。
↓wiki読んでて面白かったもの
『蝸牛考』
各地のカタツムリの呼び名の方言分布を比較検討することにより、言葉が近畿から地方へ伝播していったことを明らかにしたもの。この中で提唱された理論が方言周圏論である。言葉は文化的中心地を中心として、まるで何重もの円を描くように周辺へと伝播し、中心地から遠く離れた地方ほど古い言葉が残っていることを示したものである。
『桃太郎の誕生』
昔話の解析を通して、日本社会の断面図を描こうとしたものだが、この手法は民俗・民族学、文化人類学に応用され、多くの後継者を生み出した。
→中沢新一氏による資本主義とシンボルの関係。文化人類学的な物語の分析。作品単位、作家単位ではなく、社会的に流行っている群としての作品で共有されるイメージの解析によって、集団的な深層心理を探る手法に通じる?その関係性は?
後藤総一郎編 『柳田国男をよむ 日本人のこころを知る』入門書
柳田國男『明治大正史 世相篇』
http://www.webchikuma.jp/articles/-/856
『明治大正史』第三巻の巻末
日本は如何なる国、今はどういふ時かといふ問題は、単に大きな過去の事件だけを、並べて見たのでは答にならない。〈…〉新聞の日々の記録を利用しなかつたら、歴史は尚いつ迄も二三の英雄によつて作られるといふやうな、飛んだ迷信から脱することが出来なかつたらう。
「新聞の日々の記録を利用」するという方法論は、新聞社が企画する歴史叙述という方針と呼応するものであっただろう。だが実際には、新聞記事は現実の一部をしか伝えていないという問題に直面した結果、「現に読者も知り自分も知つて居るといふ事実を、唯漠然と援用する」方法へと切りかえた。「自序」ではそのことに関する苦い反省を語っているために、調子がやや落ちているが、予告の方ではむしろ執筆を始めた当初のもくろみを、積極的に打ち出している。
「二三の英雄」や「大きな過去の事件」によってのみ歴史が構成されるという考えは「飛んだ迷信」にすぎない。
「世の中」は、人々が気づかないうちに「追々に」大きく変わっていったのであり、その変化の跡は「目で見、耳で聴き、口で味ひ、鼻で嗅ぐやうな的確なる事実」にこそ現われている。
ここに、英雄中心史観に傾く従来の歴史学や歴史文学に対する、正面からの挑戦を見ることができるだろう。
この『世相篇』の第一章の主題は「眼に映ずる世相」であり、その第一節は「新色音論」と題されている。
すでに徳川時代の後半からゆっくりと始まっていた社会の変化のなかで、人々の日常の感覚がいかに変容していったか。それを色彩にかかわる視覚と、聴覚との双方に関して柳田は掘り下げる。
産業や交通の発展とともに、人々はさまざまな色彩を愛でるようになり、強烈な色の刺戟になじんでゆく。かつてはなかった色や模様が、人々の衣服を飾るようになったことを、柳田は近代史の大きな特徴として挙げる。
→柳田國男の常尋志向。ショーペンハウアーとの対比。内発性の高い人間だけを称揚することへの違和感。二層構造ではあるけども、見下すこと自体が愚かだ。常尋志向を忘れてはいけない。
336
二十三年が絶頂で、二十六年から眼にみえて下り坂となり
→炭鉱の斜陽。国内のヨコ軸を調べる。また、このあたりから活気づいてきた産業は何か?
→百鬼夜行シリーズの続き読む?
→民俗ものとして。つまり、現代から再構築された昭和史としての物語。その空気感を味わうためのテクストとして、愉しむ?
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/百鬼夜行シリーズ
http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/34489/1/SB0014_151-166.pdf
336 ーーつづき
〈…〉下り坂となり、朝鮮戦争終る頃は、はっきり石炭不況とさだまり、賃金のかわりに、また売勘場からの現物給与、米味噌醤油塩油魚石鹸手ぬぐい煙草までが、下界でまったく自由となったのと逆に一種の配給制度
→この時代の日用品や食料、一般人はどうやって得ていたか?
→朝鮮戦争、という歴史的キーワード。年表の位置付け
葛坑はじまって以来の事故
→どうやったら、こんなイベント思いつくのか。モデルとなった場所でこんなことがあったのならともかく、空想だけで、頭だけでこんなこと思いついたのだとしたら、凄い。とってつけたようなものではなくて、起こりうるものだからこそ、超展開とは感じない。また、野坂節の寄っては返す波のような、流れるような文体も不自然さを感じない一因かもしれない。
→リズム感はあるのに、描写としては映像的。すごい
→句点はほとんど無いが、読点は多用されている。決して短くはないが、大谷崎ほどの息の長さではない。野坂節の心地よさは、五七五が刻まれた日本人の呼吸づかいにぴたりとハマっているのかもしれない。仮に原稿用紙で書いていたとして、自分の身体性に委ねて、ビートを刻むように書いていたかもしれないけれど、もしかしたらそこに、原稿用紙のマス目、その高さが無意識なりとも反映されていたのかもしれない。これ以上は長すぎる、とか。
→そう考えると、映像型の作家には到底マネの出来ない文体が、音楽型には開かれているのかもしれない。つまり、読んでいるだけで心地よくなるような、ある種ドラッグじみた、魔術のような文体が。
→短篇とは思えない密度
→畔(あぜ)何故?
https://inakaplus.com/agriculture-1881.html
素朴な疑問として「なぜ畦の草刈りをするのかな?」と思った
草刈りの頻度が高ければ丈の高い植物は生えてこず、背丈の低い植物が畦を覆うようになってきます。最終的には野芝(野生の芝)が覆い、草刈りの手間も少なくなります。
つまり、草刈りの頻度によって植生が変わるということですね。
→こまめに草刈りすることで、手間が減る。
草を刈ると当然地面に落ちるわけですが、この草の処理も結構重要なことなのです。草を放置しても別に良いのですが「なるべくなら、集めて捨てた(あるいは牛にやる)方がええ」
草を放置すると当然自然分解が始まるわけなのですが、その草を目当てにミミズが寄ってくるようになります。するとそのミミズを餌にするモグラが寄ってきてしまい畦に穴を掘ってしまい、畦が壊れやすくなってしまうからだそうです。
→これは凄まじい!こんな理由、頭だけじゃ想像つかなかった。モグラに穴を空けられて、畦が壊れるとか…すげえよモグラ
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1484760154
→んー、よくわからん…
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7484988.html
水を田んぼの外に漏らさないようにするためですよ。他の土地との区画境界を明示する役割も果たします。
→なるほど。じゃあ、めちゃくちゃ大きくしないで、こまめに区切ってあるのは?単に所有者の違い?
337
山肌えぐる
土深く湧きでた如く
川から水をひく田はすべてこの年冷害を受けて、稲は凶作となった。
→凄まじいな…(←このコメント、マイブーム
あまりの突発事故に遺族悲しみも忘れて、ただ呆然と澄んだ流れに見入っていた。
→技術と自然環境を巡る物語。アンコントローラブル。他者としての自然。
→『読者ハ読ムナ(笑)』の『邪眼は月輪に飛ぶ』のセリフ。どうして自然を敬えねえんだ、的な。
337
たかをは、気まぐれに浮上する死体を、丁重に埋葬し、〈…〉、このたびは、生き残った者みな力をかして、墓場に運ぶ。
→死体と屍、どちらが物体的か?魂が優先されるのは?かつてある個人であったものと、単なるヒトの亡骸。
→相変わらずの葛狂い。
338
「どげんなさいますか」臼杵がたかをにたずね、どげんもこげんも廃坑以外の道はない、「うちゃ、この山に育って生きてきたもんじゃけん、とどまって仏様のお守りばしますと」
→ウルフオブウォール・ストリートと、グレートギャッツビー?華麗な生活、立身出世、そして斜陽、破滅。その劇的な人生
→漢字わからん…
https://henmo.net/2016/03/18/kanji-tegakinyuryoku/
鑿(のみ)
→おお!のみ、って書いたらちゃんと変換される!すげえなiPhone!漢和辞典ひくのもいいけど、手元にないと無精しちゃうし。というか、漢和辞典自体学生時代の頃しか引いてない。
→漢字辞典と漢和辞典の違い
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1443741584
→漢字辞典と書いていたけど、これからは使い分けよう。と思って↑のは書いてある。
カンテラ
→どこの言葉?
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ランプ_(照明器具)#カンテラ
オランダ語の Kandelaar が語源であるが、Kandelaar は英語の「キャンドル」のことで蝋燭や燭台を指し、オランダで石油や電気のランプを Kandelaar と呼ぶことはない。
日本では乾電池式の懐中電灯が普及するまでは労働現場などで一般的に用いられていた携行用のランプをカンテラと呼んでいた。海運や鉄道などの交通・運輸の現場では、夜間の信号機および合図用灯具として、反射鏡と赤色や緑色の着色フィルターを備えた灯油ランプやカーバイト・アセチレンランプが用いられていて「カンテラ」と称されていた。これらは、一般的な携帯用照明の用途とは異なり、夜間や地下などの視界が明瞭でないときに合図旗の代わりの合図灯として使用されるもので、鉄道においては一般的に白(停車位置指示合図や乗降終了合図等)、赤(停止)、緑(進行)の3色切替可能なものを用いる(詳細は合図灯を参照のこと)。
→そういえば、信号の色っていつから決まった…?
→さすがに調べ物の手を広げすぎ。これは諦める。
『猫目石』見つけた。『伊集院大介の私生活』を読んでから、読もうと思う。
「骨餓身峠死人葛」読み終えた…
すさまじい短篇だった。
これ終わったら馬越の動画みて頭からっぽにしようと思っていたけど、そんな気分でもなくなった。すごかった。